2008/03/13
龍皇女婚譚
「いてて…。あーしくったなぁ」
瑯はやっとこさ瓦礫の山から頭を出し、頭を振り茶色の髪に付いた砂ぼこりを払い落とすと、今落ちてきた穴を見上げた。まだパラパラと細かい欠片が落ちてくる穴は闇を飲み込んだ様に果てが見えなかった。
「さてと…どうするかな」
見たところ地下道だろう。空気も澱まず流れている。
「ったく、深良の依頼をこなすといつもろくな事がねえ」
瑯は今日はグラシア王国第一王子深良=ディリアン=グラシアの依頼で敵国の情報を掴みに来ていた。公にはされていない盗賊稼業の仕事の一つである。
瑯はもう一度上を見上げ距離を図った。
「登れなくはねえけど時間が掛かると人がなぁ…」
暫しの思考の後に瑯は風の臭いのする方へ駆けて行った。
その後ろ姿を一匹の岩猿が暗闇で目を爛々と輝かせ見つめていた。不気味な笑みを浮かべながら。
瑯はやっとこさ瓦礫の山から頭を出し、頭を振り茶色の髪に付いた砂ぼこりを払い落とすと、今落ちてきた穴を見上げた。まだパラパラと細かい欠片が落ちてくる穴は闇を飲み込んだ様に果てが見えなかった。
「さてと…どうするかな」
見たところ地下道だろう。空気も澱まず流れている。
「ったく、深良の依頼をこなすといつもろくな事がねえ」
瑯は今日はグラシア王国第一王子深良=ディリアン=グラシアの依頼で敵国の情報を掴みに来ていた。公にはされていない盗賊稼業の仕事の一つである。
瑯はもう一度上を見上げ距離を図った。
「登れなくはねえけど時間が掛かると人がなぁ…」
暫しの思考の後に瑯は風の臭いのする方へ駆けて行った。
その後ろ姿を一匹の岩猿が暗闇で目を爛々と輝かせ見つめていた。不気味な笑みを浮かべながら。



璃緒様と幸せになって欲しいと思います。
頑張って下さい。
ご訪問ありがとございます^^
コメントありがとございます!!
ヤタとアキオは木個人的にとっても気に入っているキャラなので、気に入って頂けて嬉しいです。
次の日記はヤタになる予定なので、舞ってていただけると幸いですv
ではでは。またいらしてくださいなー!